印刷コスト削減アイデア
発注部数を1%カットする
例えば、1万部印刷を発注する際、発注部数を9900部とし、残部も全量納品してもらう。印刷物は製造工程でのロスがケースバイケースで予想がたちにくい性質があり、1万部発注した場合、100部〜300部程度は必ず多くできている。このことを利用し、発注はあくまで9900部とし、余りを全部納品させればちゃんと1万部以上は確保できる。もちろん、印刷会社への支払いは9900部分ということになり100部分の印刷費を節約できる。通常、残部は印刷会社がお金を払って処分するので、お互いにメリットがあるし、環境にもやさしいコストダウンだ。
コートをマットコートに変更する
宣伝広告物で多く使われているコート紙とマットコート紙。紙の価格はその厚さではなく重さで決るが、この2つの重さあたりの価格は全く同じ。つまり、同じ90kgの紙なら価格は同じということ。そこで注目したいのが紙の厚さ。実は、同じ重さでもコート紙とマットコート紙では厚さがかなり異なっている。例えば、コート紙の110kgの厚さはマットコート紙の90kgとほぼ同じ。宣伝効果に影響がなければ、コート紙を1ランク軽いマットコート紙に変えるだけで、紙代を20%近く削減できてしまうわけ。
色紙をやめて2色印刷にする
色上質紙を使用した印刷物をよく見かけるが、この紙、実は普通の上質紙の倍以上の価格。小ロットであれば、紙代のウエイトは低いが、ある程度のロットがあると、紙代のウエイトが大きくなり、上質紙と色上質紙の紙代の違いが際立つ。そこで、上質紙の全面に1色印刷して、別の色で絵柄を印刷し、2色刷りにした方が安くなるという現象がおこる。見た目には色上質を使った場合と大差ないうえ、地色に使った色も絵柄に使えるためデザインの自由度はグンとアップ。それでコストダウンもできるから一石二鳥。
誰でも言えるこの一言
使っている印刷会社が見積明細を持ってきても、意味がわからないから合計金額しか見ない人は多いはず。しかし、意味がわからないからってほっとく手はない。用紙の蘭に「菊」とか「46」という言葉を発見したら、「菊」の場合は「A」、「46」の場合は「B」にならないか聞いてみよう。例えば、「菊」を発見したら「これAでもいけるはずだよね」と言ってみよう。菊判はA判より一回り大きい紙で、どちらもA5やA4などのA系列の印刷物に使う紙だけど、A判で印刷できるケースは結構多い。46判、B判は同様にB系列の印刷物に使う紙。印刷会社によっては、見積は全部「菊判」「46判」なんて会社もあるらしいから一度お試しを。因みに、成功すると菊判の場合紙代が7%程度安くなる。
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